おしゃれで少々声を低めて会話を楽しみながら食べるおいしいものもいつか取り扱いたく思いますが、「おいしいもの」シリーズ2回目も少しの工夫や足労を経てお安くておいしくて楽しめるものを書いてみます。京都の画像は全く関係ありません。堺町三条下ルの喫茶店、四条大橋西詰の古い中華料理の店からの眺め、宮川町筋です(のはず)。
(1)インスタントの焼きそば。スーパーでも商店街のお店でも買えるものです。説明通りに作って湯を捨て蓋をはがした直後にといた生卵を入れ中途半端に全体を混ぜ、ふりかけ(かやく)をかけて食べます。
(2)マクドナルドの一番単純なハンバーガー。家に持って帰ります。ストロベリーシェイクのストロベリーMサイズと一緒の場合が多いです。シェイクの専門店で途方もない値段で楽しむおいしさと比べると若干つまらない味ではありますが、マックのシェイクはおいしい。さて、ハンバーガーです。ハンバーガーをパン部A(バンとも言うのでしょうが)、パン部B、肉のパテとみっつに分解します。肉のパテに漬け物とか玉ねぎ、ケチャップがうっすらと塗ってありますが、その面を上に向けて脇に置きます。パン部AとBをパンを切られた面を上にして魚焼きグリルに入れてトーストし直します。頃合いをみて取り出し、グリルは必ず消し、ハンバーガーを組みなおします。少し小さいですがほとんどグルメバーガーです。なお塗ってあるものをスプーンなどで削いで脇に取置き、肉をバンと一緒に焼くというのは面倒くさいのでしませんが、手間をいとわない場合はそうしてもよいです。肉の匂いも本格的です。チーズバーガーはチーズの取扱いが面倒くさいです。
(3)朝のイクストラバージンオイル。亡くなられましたが、聖路加病院で長い間高齢でも現役だったという有名な先生の雑誌取材記事中、先生と奥さんは大匙一杯のイクストラバージンオイルを100%オレンジジュースに入れて飲むのが日課だと書かれていました。雰囲気ではなく理屈に納得した一介のサラリーマンは手続きに次のような変更を加えて続けています。イタリアは世界最大のオリーブオイル輸入国かつ輸出国と昔読んだ記憶がありますので、スペイン産でもギリシャ産でもかまわないものの、イクストラバージンにはこだわります。ガラスのコップはあとで洗うのが面倒くさいので、100%ではあるものの濃縮還元のお安いオレンジジュースをパックから一口飲む。続いてオリーブオイルを瓶から大匙一杯分くらいを口に流し込む。そして仕上げにオレンジジュースをもう一口飲む。これで食道の中でうまく二つが混ざるような気がします。もちろん、唾液からの雑菌侵入回避を狙いパックには口をつけないですべての手順を済ませます。